認知症への理解を深めてもらおうと、群馬県館林市の大型ショッピングモールでパネル展示が開かれています。
館林市では、9月の「世界アルツハイマー月間」に合わせ認知症に優しい街づくりを進めようと企画展示を市内2会場で開いています。商業施設の「アゼリアモール」内にはグラフや写真などを使って認知症を分かりやすく解説するパネル12枚が設置されています。
認知症の症状、特徴を説明するものから、診断用のチェックリストや相談窓口の案内パネルが展示されています。また、徘徊の恐れがある高齢者のために、杖や靴などに市名と登録番号の入ったステッカーを貼ってもらう見回り活動など市の取り組みも紹介されています。
会場では認知症について理解するためのガイドブックも無料で配布しています。このパネル展示は、館林市のアゼリアモールで今月30日まで開かれ、市立図書館では、認知症に関連する書籍の特設コーナーを今月29日まで設置しています。